と思っている方。
私も転職する前はそう思っていました。
ですが、私の経験から言うと公務員から民間企業への転職は十分に可能です。
むしろ想像していた以上に、簡単でした。
今回は、
・公務員から民間企業への転職が簡単な理由
・簡単に転職するためのポイント
をお伝えしていきます。
Contents
公務員からの転職は難しいのか?
公務員からの転職は簡単
結論を言ってしまえば、公務員からの転職は簡単です。
ポイントさえ押さえておけば、想像している以上にアッサリと転職できます。
優秀な人ほど、公務員を辞めています。
皆さんの職場でも、そうではないでしょうか?
ネットでは公務員から民間企業への転職は難しいと言われています。
ですが、本当にそうでしょうか?
実際に私の職場で、転職で失敗した人を見たことがありません。
早く決断できた人から、アッサリと転職していくのです。
迷っている暇があるなら行動しましょう。
20〜30代なら更に簡単
公務員からの転職は簡単だとお伝えしましたが、20〜30代なら更に簡単です。
私は新卒から5年半勤めた27歳のときに転職しましたが、あまりにもアッサリと転職できたので拍子抜けしたぐらいです。
特に20代の第二新卒世代は、転職先の選択肢が更に広がります。
第二新卒はそれまでの経験よりも、これから伸びるかどうかというポテンシャルに焦点が当てられるからです。
ですから公務員しか経験がないからと諦める必要は全くありません。
30代ならそれなりのスキルが求められる場合もありますが、それも対策をすれば全く問題ありません。
それぐらい、20〜30代での転職は簡単なのです。
スキルや経験がないからと悩んでいる20〜30代の方は、迷わず転職活動を始めてみることをオススメします。
公務員の市場価値の高さ
公務員からの転職が簡単な理由として、公務員の市場価値の高さがあります。
特に20代の第二新卒であれば、公務員試験を突破したというだけで「それなりの教養がある」と評価されます。
公務員の市場価値が高い理由としては、
・法律や制度を扱う仕事が多く、知識と教養がある
・全く分野が異なる部署への異動もあり、変化に柔軟
・クレーム対応に慣れている
などが挙げられます。
実際に公務員として働いているなら分かると思いますが、公務員の仕事は法律や制度を扱う仕事が多く「頭の良さ」が求められる仕事です。
さらに公務員になるためには公務員試験を突破する必要があり、それなりの学力がなければ公務員になることはできません。
ですから公務員として働いているというだけで、価値があるのです。
市場価値は転職情報サイトなどで簡単に調べることができます。
自分の市場価値を知っておくと転職への自信に繋がると思います。
こんな人は転職しやすい
公務員から民間企業への転職を成功させている人は、やはり民間企業で働くことに向いている人です。
公務員の仕事が合わないと感じている人ならまず問題ないでしょうが、以下に公務員から民間企業へ転職しやすい人の特徴をまとめます。
・安定よりも成長できる環境で働きたい
・企画やアイデアを出すような仕事がしたい
・年功序列ではなく正当にスキルを評価されたい
・業務を改善していきたいという思いが強い
これらの特徴に当てはまる人は、民間企業に転職しても十分にやっていけるでしょう。
逆にこれらの特徴に当てはまる人は、公務員の仕事に息苦しさを感じているのではないでしょうか。
自分のスキルを存分に発揮するためにも、自分に合った仕事に就くことが精神的にも楽になるのではないでしょうか。
簡単に転職するためのポイント
転職したい理由を明確にしておく
民間企業の面接で必ずと言っていいほど聞かれることが「なぜ公務員という安定を捨てて転職するのか」ということです。
ここを明確にしておくことで、転職活動をスムーズに進めることができます。
先ほど転職しやすい人の特徴でも挙げたような、
・安定よりも成長できる環境で働きたい
・企画やアイデアを出すような仕事がしたい
・年功序列ではなく正当にスキルを評価されたい
・業務を改善していきたいという思いが強い
などは転職したい理由にも当てはめることができるでしょう。
さらに、具体的に働きたい業界がある人は「なぜその業界で働きたいのか」という理由も考えておくとなお良いです。
転職の理由は、公務員から民間企業への転職では必ず聞かれる項目なのでまず始めに押さえておきましょう。
よく調べてから転職する
転職するにあたっては、転職先の業界についてよく調べておくことが大切です。
調べる際のポイントとしては、
・その業界で求められるスキル
・公務員の経験を活かせる部分はあるか
・実際にその業界へ転職した人の口コミ
・給与や離職率について
このあたりは是非押さえておきたいポイントです。
特に、私が転職活動でよく聞かれたのが「公務員の経験を活かせるか」という部分です。
全くの未経験の分野であっても、公務員としての経験を活かせる部分は必ずあります。
公務員の市場価値の高さでもお伝えした、
・法律や制度を扱う仕事が多く、知識と教養がある
・全く分野が異なる部署への異動もあり、変化に柔軟
・クレーム対応に慣れている
このあたりは転職先でも活かせる部分であると思うので、自己PRに取り入れてみてはいかがでしょうか。
特に「クレーム対応に慣れている」という部分は公務員の強みなのではないでしょうか。
窓口や電話、訪問業務で多くの人と接することが多い公務員ですので、コミュニケーション力はかなり培われると思います。
難しい対応もこなしてきた経験は、必ず強みになります。
自信を持って転職活動に挑みましょう。
足りないスキルを身につける
転職したい業界について調べたら、その業界で求められるスキルが分かると思います。
そうして求めらるスキルが分かれば、今の自分に足りないスキルを身につけることでより転職活動をスムーズに進めることができます。
資格を取ったりスクールに通ったりなど、公務員として働きながらでもスキルを身につけることは可能です。
たとえその業界に転職しなかったとしても、身につけたスキルは自分の強みになります。
独学でも身につけられるスキルは沢山あります。
転職を考えるなら、転職活動と並行してスキルを身につけることでよりスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
最近ではWebで無料体験できるスクールもあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
数字や実績をアピールする
実際に民間企業の書類選考や面接を受ける中で大切にしたいポイントは、数字や実績をアピールすることです。
公務員と民間企業の違いとして一番大きな部分は、利益を求めるかどうかです。
利益を求めない公務員にとって、民間企業への転職が可能かは「いかに数字や実績をアピールできるか」が大切になってきます。
民間企業では数字を常に意識して業務にあたることが多いので、書類や面接でも具体的な数字を提示してアピールすることで企業側からしてもよりイメージしやすいでしょう。
たとえば、1日に何件の窓口・訪問業務をこなしていたとか、どれぐらい大きな金額を動かす業務に携わっていたなど、数字に置き換えてアピールすることが民間企業への転職活動をする上でのコツだと思います。
また、個人の実績をアピールすることも大切です。
公務員の仕事ではなかなか実績を作れるような業務は少ないかもしれません。
ですが、業務上で自分が工夫していたこと、業務の効率化を図るために上司に提案して実際に採用されたことなど、行政のルールの範囲内で行ったことで構わないのでアピールすると良いでしょう。
そのためにも、転職前から数字や実績を意識して業務にあたることをオススメします。
以上が公務員から民間企業への転職が簡単な理由です。
「公務員から民間企業への転職は難しい」というような情報を見て不安になっている暇があるなら、まずは一つずつできることから始めていきましょう。
このブログでは今後も公務員から民間企業への転職を後押しできるような情報を掲載していきます!
ありがとうございました。