制度関係

公務員を辞めるときの退職届の書き方【いつ頃出せば良い?】

公務員からの転職を決意して、上司に報告をすれば、あとはいよいよ退職届の提出です。

初めての転職という方は特に、退職届の書き方やいつ頃出せば良いのか等迷いますよね。

 

今回は、

・公務員を退職する際の退職届の書き方

・退職届はいつ頃出せば良いのか

・退職届の出し方

について記事にしていきたいと思います。

 

公務員を辞めるときの退職届の書き方

退職する際に提出する書類は3種類ある

一般的に退職する際に出す書類として挙げられるのは、下記の3つかと思います。

退職願:会社に対して退職の意思表示をするもの
退職届:退職が認められた後に提出するもの
辞表:役職者や公務員が退職する際に提出するもの

ですが、基本的に20代や30代の公務員が退職する際には退職届の提出のみで大丈夫です。

職場によっては退職願が必要なところもあるかもしれないので、退職の意向を伝える際に上司に確認しておくと良いでしょう。

 

退職届の書き方

それでは、退職届の書き方について解説していきます。

<準備するもの>
・A4かB5用紙(便箋が望ましい)
・封筒(用紙がA4なら長形3号、B5なら長形4号)
・黒ボールペン
・印鑑(公務員は必ず必要)

<書き方の手順>

1.冒頭:「退職届」と記入する

2.本文:「このたび、一身上の都合により○○年○月○日をもって退職致します」と記入する

3.届出年月日:本文の後ろに退職届を記入した日付を記入する

4.所属氏名:所属部署と自分の名前を記入する

5.宛名:「○○市長 ○○○○殿」と記入する

6.押印:自分の名前の下に判子を押す

7.封筒:封筒表面の真ん中に「退職届」と記入、裏面に所属部署と自分の名前を記入する

8.封入:退職届を三つ折りにし、封筒に入れて封入口を糊付けの上「〆」と記入する

 

以上が退職届記入の流れになります。

 

退職届は退職日の1ヶ月前までに提出

退職の意向を直属の上司(課長)に伝えると、まず課長から部長へと伝わります。

そして、部長から人事課へと伝えられた後、退職届についての指示があります。

私の場合は退職日の1ヶ月前までに提出するようにと指示がありました。

あまり早すぎても良くないようなので、ちょうど1ヶ月前ぐらいがベストだと思います。

 

退職届の提出は直属の上司か人事課長への手渡し

提出の仕方についても指示があるかと思いますが、基本的には直属の上司(課長)か人事課長への手渡しとなります。

渡すタイミングは出来れば業務時間中が望ましいです。

私は人事課長へ手渡しで提出しましたが、その場で中身を確認いただき不備があれば再提出という形になります。

(お恥ずかしい話ですが私は押印漏れがあって再提出となりました。お気をつけください。)

 

退職届が受理されたら、その後に順次人事課の担当の方から退職手続きの説明があります。

内容としては、

・最終出勤日の流れ(辞令交付の場所や時間など)

・退職後の健康保険や国民年金についての説明

・生命保険の継続意思の確認

・退職時に返却する物品の確認

このようなものでした。

基本的には人事課の担当の方が丁寧に教えてくださるので、あまり心配しなくて大丈夫です。

 

以上が退職届の書き方と提出方法についてです。

私も初めての転職だったため、退職届を提出したときはとても感慨深かったです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。