転職体験記

転職するまでのメンタルの持ち方を解説【公務員からの転職】

転職すると決めたものの、実際に退職するまでの間が辛い…
今すぐ転職するのは難しいけど仕事を辞めたい…

そんな人はいませんか?

 

特に公務員は「今すぐに辞める」のが難しい職業であったりします。

 

私自身も「公務員を辞めたい」と思いながらも、今すぐに辞めるわけにもいかず苦しい思いをした経験があります。

今回はそんな転職するまでの辛い期間を少しでも楽にできるメンタルの持ち方について解説します。

 

記事の内容

✔️転職をするまでの間苦しくなったときのメンタルの持ち方

✔️今すぐに転職できない人がメンタルを安定させる方法

 

転職するまでのメンタルの持ち方を解説

①とりあえず転職サイトに登録する

これは一番手っ取り早くできるメンタル安定法です。

転職サイトを眺めることで「世の中には公務員以外にもたくさん選択肢がある」「その気になればいつでも応募できる」と自分の心を落ち着かせることが出来ます。

すぐに転職できる状況になくても、とりあえず無料で登録できる転職サイトを巡ってみるのはとてもオススメです。

オススメ転職サイト

Re就活 20代専用の転職情報サイト

 

 

②就活をする

すでに公務員を退職する決意をした人は、実際に就職活動をしていくことで心が楽になることもあります。

就職活動をすることで「これでやっと公務員から抜け出せる」と心が軽くなるからです。

 

また、いくつかの企業から内定を貰い始めるとさらにメンタルは安定します。

「公務員からでも転職出来るんだ」と思えると、自信に繋がるのです。

 

「公務員からの転職は難しい」と自ら選択肢を狭めてしまっている人は、実際に就職活動をすることで自信がついていくかもしれません。

 

③勉強をする(スキルを身につける)

実際に転職活動をしなくても、自分で稼ぐことが出来るスキルを身につけることもメンタルを安定させる方法の一つです。

自分で稼げるスキルを身につけることで、この先何かあっても会社という存在に頼らず生きていけるという自信に繋がるからです。

自分が挑戦したいジャンルがあるなら、それに関する勉強をすれば良いと思います。

 

特にやりたいことがないのなら、

・プログラミング

・ライティング

・動画編集

このあたりを極めれば自分の力で稼いでいくことは十分に可能なのではないでしょうか。

 

③飲み会には参加しないキャラを貫く

公務員を辞めたいと思っている人の中には、公務員の独特の人間関係に息苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか。

この先もずっと公務員として生きていきたいとか、公務員として出世したいという人にとっては飲み会の場は大切なコミュニケーションの場となるのかもしれません。

ですが、公務員を辞めたいと感じている人にとって飲み会はあまり楽しいものではないかもしれません。

 

実際に私が参加した公務員の飲み会は、ほとんどが職場内の噂話や愚痴ばかりで、全く生産性のない会話で占められていました。

 

そこで実践すべきことは「徹底的に飲み会に行かないキャラを貫くこと」です。

そうすることで、だんだんと誘われることもなくなっていきます。

あまり深刻にならずに冗談っぽく断り続けているだけでも「この人は誘っても来ない人なんだな」と何となく察してもらえるようになります。

 

これは自分のストレスを最小限にするためにも、とても効果があるでしょう。

 

④退職をほのめかしておく

公務員を辞めたい人の中には、「ずっと公務員として働いていく人」として扱われるのがとてもしんどいと感じている人もいるのではないでしょうか。

 

そこでオススメなのが、在職中から何となく退職をほのめかすということです。

最初は冗談っぽく「就活でもしようかな〜」ぐらいでも良いのです。

とにかく退職を少しでもほのめかすことで、自分で公務員以外の選択肢を作っておくのです。

 

そのうち信頼できる同期や同僚だけに、退職しようと思っていることを伝えてみると良いかもしれません。

これをするメリットは、転職に関する情報を得られやすいことです。

退職の意向を伝えると、同期や同僚から「知り合いの○○さんも公務員から転職をした」なんて話をよく聞くようになったりします。

そうして自分以外にも公務員から転職をした人の話を聞くことで、とても勇気付けられるのです。

 

もし信頼できる同期や同僚がいるのであれば、退職の意向を伝えてみるのも良いかもしれません。

 

⑤徹底的に忙しいフリをする

公務員の仕事が辛くて仕方ない人は、徹底的に忙しいフリをするのが良いです。

なぜなら、断れない人ほど仕事がまわってくるからです。

 

私は今いっぱいいっぱいなので、何もできません!という無言のアピールをするのです。

たとえ少しの余裕があったとしても、とにかく余裕がないフリをする。

 

仕事が増えればまた自分が辛くなるという人は、とにかく自分の心を徹底的に守ってください。

辛くなって心や身体を壊すぐらいなら、自分がしんどくならない範囲で頑張ば良いのです。

 

メンタル安定のコツは「いつでも転職できる」という逃げ道を作っておくこと

人間は苦しい状況のときに「逃げ道がない、八方塞がり」というのが一番辛いのです。

ですから積極的に逃げ道を作っておくことが大切です。

実際に転職活動をしなくても、転職サイトに登録したり退職する意思があると普段から言っておくだけで、精神的には楽になります。

 

自分の心が辛くならないように工夫することはとても大切なことです。

 

逃げ道はたくさん作っておく方が良い

逃げ道というものは、たくさんあればあるほどメンタルは安定するものです。

・転職サイトに登録

・退職をほのめかす(信頼できる人に伝える)

・自分で稼げるスキルを身につける

このように、今すぐに出来ることを出来るだけやってみることをオススメします。

 

そうすることで新しい就職先が見つかるかもしれないし、知り合いから有益な情報を得られるかもしれないし、自分で稼いでいくことが出来るようになるかもしれない。

たくさん逃げ道を作っておくことは、自分自身のためにとても大切なことです。

 

心が限界なら逃げる準備を

私は公務員として在職中に二度の休職を経験しました。

一度目のときは休職に入る数週間前から心の限界を感じていたので、いつでも休めるように自分の仕事を整理していました。

「自分にしか分からない案件」がないように、書類にメモを書いたり机を整理したりしていました。

 

そうすることで休職中も「仕事のことで何か職場から連絡があるんじゃないか」という不安なく過ごすことができました。

本当に心が限界という人は、いつ自分がいなくなっても大丈夫なように逃げる準備をしておくというのも得策かもしれません。